センサー付き照明で、暮らしを便利&快適に! 【丸一電設工業有限会社】

最近、自動的に点灯・消灯するセンサー付きの照明が人気だと聞きます。ほとんどの新築住宅で導入され、リフォーム時に付け替える人も多いとか。取り付けるメリットとデメリット、おすすめの設置場所などを丸一電設工業の山本さんに聞きました。

工務リーダー 山本 慎也

丸一電設工業有限会社
所在地:尾道市新高山3-1170-204
個人住宅からマンション、公共施設まであらゆる規模の電気設備工事を手がける。小口の個人のお客様にも対応している。従業員数16人、売上2億円(2018年)。

http://maruichi-densetsu.jp/

センサー付き照明とは?

センサー付き照明とは、人や明るさに反応して自動的に点灯・消灯する明かりのこと。必要なときだけ点灯するため経済的で、つけ忘れや消し忘れの心配がありません。スイッチ操作が不要なので、荷物で手がいっぱいのとき、夜間のトイレ時などもパッと明かりが点灯し、非常に便利です。価格も通常の照明とほとんど変わらず、唯一のデメリットはたまに誤作動があるぐらいですね。

どこに取り付けると便利?

センサー付き照明は、基本的にどの場所でも取り付けることができますが、おすすめは廊下や玄関ホール、寝室の足元灯。自然な明るさで、しっかりと足元を照らしてくれます。実際に取り付けたお客様からは「夜、トイレへ行くとき、安心して歩けるようになった」「光がまぶしすぎないので目にやさしい」と喜んでいただいています。また、玄関ポーチやガレージなど屋外に人感センサーを取り付ければ、防犯にも役立ちますよ。

注目の足元灯を教えてください。

東日本大震災や西日本豪雨など、ここ10年で日本は数多くの自然災害に見舞われました。個々の防災意識も高くなり、照明一つ取っても、もしものことを考えて選ばれる傾向にあります。今、注目されているのが、普段はナイトライト、停電時は保安灯、非常時は携帯電灯として使える足元灯。人ではなく、周囲の明るさにセンサーが反応し自動点灯・消灯するタイプで、廊下、階段、寝室、リビングなど幅広く活用されています。

屋外用はどんなものがありますか?

ガレージ、玄関ポーチ、ガレージから玄関までのアプローチなどに人感センサー付き照明を付ける人が増えています。人や車が近づくと明るくなるので、「夜間の車庫入れがスムーズになった」「防犯対策にも最適」といった声も。お気に入りのデザインの照明器具をセンサー付きにすることもできますので、お気軽にご相談ください。

ガレージのセンサー。人や熱(車)に反応し、照明が点灯します/防犯対策にも

古民家リフォームでの電気配線

当社のある尾道は、古民家リフォームの町として注目を集めています。古民家を再利用した店が続々とオープンし、個人でも古民家をリフォームして暮らす人が増加。でも古民家の場合、最近の建物とは異なり、電気の配線を壁や天井の中に隠すことが構造的に難しくなります。
水尾之路様の施工時には、「極力、配線を隠したい」との要望に合わせ、壁を一度はがし張り替える作業を行いました。さらに天井の配線を隠すカバーを黒色にして、より目立たないように仕上げています。
照明器具やスイッチは、お客様自身がこだわって用意されたもの。外国製もあり配線に苦労しましたが、古民家のレトロな雰囲気に溶け込んでいて素敵ですね。

天井の配線を隠すカバーを黒色にして、落ち着いた雰囲気に/スイッチ